「男になりたい あぁあぁ男になりたいッ!」
と思ったこと、あなたはありませんか?
私はしょっちゅうです。日に何度となく。
かと言って、立身出世であるとか、男のロマン・男の野望にあこがれて、とかそういう意味ではなくって、単に、女性ならではのこまごまとしたボディーのケアやらヘアーのケアなどが、イヤでイヤでしようがないからです。
「ああ男だったら、白髪をはやし放題にしてやる」
「ああ男なら、丸坊主にして、全身石鹸で洗い、風呂から出たらタオルで拭 いておしまいだ!」
「男だったら、化粧なんぞは必要ないのに!」
とかそういう類の「男になりたい」なのです。
え? ものぐさ? ものぐさの不潔女? ・・・
それは大きな誤解です!
ものぐさどころか私の場合、神経質なものですから、様々な段取りを経て色々とやっているうちに、異様に時間がかかってしまい、そのおかげで洗髪後などは、疲れ果ててしまうのですよ。
シャワーや風呂の後なんて言うのは、さっぱりすっきりどころではなく、あんまり頑張って洗髪するので、その義務を果たし切った頃には、ドロドロに、疲れ果ててしまうんです。
だから、イヤなのです。からだのお手入れも髪のお手入れも!!
と言ったところで、どうぞ漫画の方をご覧ください。
熟女あるあるです・・・
どうですか、似たような経験ありませんか?
「太腿の毛穴、全然目立たなくなっちゃった」――本当に私、そう信じ込んでしまったんです。滑稽 ですね。
ところが事実は、そうです「よく見えていなかった」それだけのことなのでした。
20代後半辺りから近眼になり、日中はずっとコンタクトで過ごすようになったため、まあまあ遠くのものもまた見えるようになった、けれども、目から太ももまでの距離って微妙に遠いので、近視用のコンタクトをしていても、そうくっきりとは見えないのです。
そのうえ老眼にもなってしまいましたから、遠視用のコンタクトをしていても、近いものはよく見えません。
そういう状態で、何気なしに太腿に目をやると、なんだかまるで肌のきめが細かく、キレイになったように見えるんですね。いい具合にソフトフォーカスがかかって、ぼんやりした、美しい見栄えになるんですよ。
完全に騙 されてしまいました。
因みにですね、老眼鏡はなくても、コンタクトを外して裸眼で見たら、近くのものもはっきりと見えるようになるんですよ。素晴らしくちゃんと見えるのです。
若いお嬢さんたちはそんなこと、知らないんでしょうね。(というか、知らかなったのは私だけか)
だから夜、コンタクトを外した後なんかに、その厳しい現実に気づくこともできた筈なのです、が、気づけなかったんですね。
それだけ体のお手入れに手を抜くようになった、ということです。他にやること山積みなので、太腿をまじまじと眺めながらローションを塗る、などという行為から遠ざかってしまったんです。
ところで、どんなふうに毛穴が目立つのか、お教えしましょう。
ボツボツと凹凸 がある目立ち方、ではなく、どこまでも平らなんだけど、毛穴部の色がやや濃いめというのか、色的にポツポツ、毛穴がうっすら強調されている、と言って分かってもらえるでしょうか。
体の他の部分は大丈夫なのに、太腿の正面側だけ、そういうことになっています。
全然、変わってねえじゃんかヨ!
みたいなことを、確かに私は口走りました。太腿に向かって。
ここで豆知識を一つ。
マンガでちょっと触れましたが、老眼鏡は英語でリーディング・グラス(Reading glasses)というんですね。ちょっとオシャレな響き。
と言いますか、「老眼鏡」があまりにもどストレートなんですね。残酷にすら感じられます。
やはり老眼という響きがイヤだったんでしょう・・・「そんなものの世話にはまだまだなるまい」とかなり長い間それなしで粘りました。50になった辺りでとうとう、致し方なくしぶしぶ使い始め、以後それなしでは読めない書けない、そんな私になってしまいました。
しかしホント、「リーディンググラス」って響きにはデリカシーが感じられて、いいですね。それを使う事への抵抗感が少し、やわらぎます。
いやいや、それも所詮はまやかしだ!
(心の声)
・・・どんなに柔らかい言い方をしようが、老眼鏡は老眼鏡。老眼という現実をなぎ倒し、封じることなどできません。「読書用のメガネです」といかにリーディングを強調したところで、
はいはい、お年寄り専用メガネね
とヒトは即座にそう判断いたしますように・・・
それがどーした!!
(また、心の声)
・・・老眼鏡の話はやめましょう。
ところで!
お化粧上手な方に質問です。
どうすれば、いや、何をどうすれば、ファンデーションを塗っても、毛穴が目立たないような仕上がりになるんでしょう?
「カバー力もあり、何時間経っても化粧崩れせず、マットにならず、毛穴が強調されない」
この条件を満たすファンデーションって、何なんでしょう!!
「カバー力あり・化粧崩れしにくい」リキッドファンデを試すと、ツヤの出るタイプを選んでも、ぜんぜんマットになってしまいます。
なので、BBクリームに戻ってしまったのですが、・・・どうも残念な仕上がりになってしまいます。
難しいです。
こんな時、
あぁああぁ、男になりたいッ!!!!!
と思ってしまうんですね。