怒るということは本当に疲れます、相当なエネルギーを要します!
私などは毎日毎日、怒って怒って、怒り倒して、もうボロボロです。
昨日はまた衝撃的なことがあり、私は家の地下で暴れてしまいました。
貴方は、こんな経験ございませんか・・・もう疲れ切って、口もききたくない、でも腹の底から絶叫してやりたい、叫んで叫んで、そうして何もかも、ぶち壊してやりたい!!・・・のような経験。
「体内にエネルギーがもう無い。ほとんど無い」という状態で叫んでごらんなさい。卒倒しそうなくらい、疲れますよ。
もうエネルギーダダ洩れ で、ぐったり。それなのに、怒りが鎮 まらない。もうガマンならない・・・
ワァアアアァアァアーッ!!!!!
と、己 に鞭打 って、叫ぶのです。スゴイ疲れてるのに。
やってみてください。物凄く疲れた時に。
何もやりたくなくなりますから!
実に、痛々しい。
いったい、何にそんなに腹を立ててるの?
・・・もう全部、ぜんぶです! 小さい事から大きい事まで、ぜんぶ!!
どの程度の小さい事?
普通ヒトが怒らないような些細 な事柄―—小さなしくじりの数々―—物を落としたり・ちょっと何かに引っかかったり・ちょっと何かにぶつかったり・パンツに足を通そうとして、親指がパンツの股の部分にちょっと触れちゃったり、とにかく、自分の意志に反することならば、どんなに小さなことであろうと、カーッとなるのです。気分最悪な場合ですと、本気で激怒してしまうのです。(この辺のところは、★強迫性障害★ でちょっと触れましたね)
そして、そうです、そんなふうに私の邪魔をしたモノをコテンパンにやっつけてやるのです。
(ここでちょっと、マンガ内で表された私の暴力行為について注解させてもらいます。
サイ子がブタを痛めつけておりますが、実際のところは私、ぬいぐるみの類をああまでいじめぬくことはありません。かわいそうなので。一度だけドンとぶったり、床に叩きつけたり、その程度です。それ以上はやっぱり、かわいそうですから)
(それと、家具やら様々なツールの傷み具合も、マンガ程あからさまではありません。パッと見にはかなり普通です。近寄ってみると「あ、へこんでる」「ちょっと傷が・・・」という程度のものです。モノに寄っては、痛々しい傷やへこみもありますが、「この家で誰かが暴れている…」などとは誰も勘付くことはできないのではないでしょうか)
既 にイライラしまくっている中、そういうしくじりをした場合は、バンバン狂ったように折檻 を加え、気分が多少落ち着いている場合は、そのモノを、軽く3度打つ(ほとんどそれは、ドアをノックするような感じ。イライラの度合いによって軽いノックもしくは強いノックへとシフトチェンジ)、そういう形で懲 らしめてやるのです。
あと私は、暑さ寒さが大の苦手で、両方とも同じくらい得意じゃないのですが、そのせいでイライラさせられるのは、断然「暑さ」、これはもう本当に、許せません。汗だくになるのが大嫌いで大嫌いで・・・ ちょっと汗ばむくらいでも、ムシャクシャしてしまいます。
それもあって運動が嫌い。「さわやかに汗を流す」とかワケ分かんない…
何年も前にギャルの方々が「激おこぷんぷん丸」という言葉を使っていたそうですが、私の言う「激怒」は、そのようなかわいらしい響きとはかけ離れた、もっと正真正銘 荒々しい、周りが完全に引くであろう、怒り方なのです。
モノに制裁を加える、にとどまらず、私は、ブルブルと体を震わせるのです。
ブルブルが正しいのか、ワナワナという方が適切なのか、その両方が混ざった感じというべきか、いずれにせよ、体をブルブル震わせてしまう程の怒りを心内に感じてしまうのです。
そしてそのブルブルにはもう一つの意味があり、そうすることによって私は、心内に感じる耐え難い怒りを追い出すように―—払い落とすつもりで、何度か頭を振るということをしてしまうのです。
それはこんな感じです。
怒りを振るい落とすような感じで、頭を左から右へ強く振る、という動作を1回から数回(怒りがひどくない場合は1回、というように、怒りの程度によって回数が変わる)繰り返すのです。その際肩も怒 らせた状態でしょうから、ちょっとそれは北野たけしが首を振る動作に似ているかもしれません(それをもっと強くする感じ)。
そういうとき手は、拳 を強く握ったり少し開いたりというのを繰り返し――その動作もなんというか、裡側 にある怒りを外へと追い出そうとするような、そういう心情が働いているように思われます。
怒りが収まるまでブルブルは続きます。
その間カラダは大変な緊張を強いられておりますから、怒りの発作が収まった後というのは、身も心もグッタリで、何をする気も起こりません。
いちおう嵐が去って、しばしボーゼンのひと時に移行するワケですが、その裡側は、ぼんやりカラッポではなく、ネガティブな思いでいっぱいになっております。
比較的大丈夫な時などは、そこから徐々に立ち直り、再び大丈夫になったりするけれども、調子が悪い時だと、ネガティブな思いが次から次へと湧いてきて、それがまた怒りを引き起こし、些細なことにも激怒して、心身共に疲労困憊 ということになってしまうのです。
小さい爆発から大爆発まで、色々合わせて、日に何度となくそんな修羅場 を演じてしまっているのです。そうやってどんどんどんどんエネルギーを漏 らしまくっている、そんな状態です。
「エネルギーはもう、ありません・・・」
と身も心も疲れのピークに達しているのに、叫び出したいんですね。
そうして、怒りが私を強引に叫ばせます。強引に、ムリヤリ振り絞って、叫びます。そんなことを何度か繰り返していると、本当にもうズタズタです。
朝が特に危険な時間帯です。
起きていきなりグッタリで、既にムシャクシャしており、ネガティブ思考の塊 みたいな状態だったりするので(毎朝ではないが)、極端に怒り易く、怒りの小・中・大爆発を家じゅう至る所で起こす結果となってしまいます。
一挙手一投足が疲れる。何もしたくない。
しかしそうも言っておれず、朝のお掃除を含む家事一切は一気に終わらせるのがルーティン として定着しているので、やらねばならない・・・
だから老体に鞭 打って、これも強引に、なすべき事をかたづけるよう動き回ります。
朝起きてからいっぺんにやろうとしなくってもいいでしょう。時間帯を分散させてみたら?
その方が気持ちにも余裕が持てるんじゃない?
ごもっともです。
なのでそうした試みも経てきました。そのうえで、一番そのルーティンがマシだということが判明したのですよ。
私の性情として、「イヤな事・やりたくない事は先に終わらせてしまいたい」というのがあります。一気に終わらせて、あとは心置きなく自由を満喫 したいーーそういう心情ですね。
イヤな事・やりたくない事が多少なりとも先送りされた状態だと、心のどこかでそれがちらつき、気になってムシャクシャを引き起こしてしまうのです。
家の掃除を思い切って夕方にもっていったこともありました。しばらく試した結果、案の定、大失敗に終わったのです。
まず、夕方辺りというのは、主婦の方ならばお分かりでしょう、まさにクソ忙しい、そういう時間帯なんですね。
夕飯作り、というのがあります。もうそれだけで、殺気立 つ要素満載 です。
その少し前に息子帰宅(4時頃)、そしてまさに夕刻、ダンナが帰宅。これで全員集合。
一気に空気があわただしくなります。高敏感気質の私にはかなりの試練を伴います。夕食作りの修羅場、全員集合のドタバタ・・・そんな中で私は、忙しさにクラクラしながら独楽鼠 のようにクルクルと働くのです。そうです、爆発しがちです。戦場のように荒々しい状況です。
そんな夕方・・・夕飯作りの前にせよ後にせよ、家の掃除をするなんて、まったくあれは自殺行為に等しい実験となり―—午後2~3時辺りも試しました、がダメでした。というように何通りか実験した結果、
朝起きて、強引に一気に終わらせてしまう方が
無難だな
ということを覚 ったのです。老骨に鞭打って。
「あれもしなきゃ、これもしなきゃ」という状態がとてつもなく苦手で、「夕飯作りの後は、アレとコレとアレ、でその後にアレがあってコレがあって、それからまだアレも残ってる… でその後にコレが来て…」などと、頭の中にやらねばならないことがワーッと押し寄せ、それらに関する段取りを「ああして、こうして」と事細 かに考えている内にいっぱいいっぱいになり、ブチ切れてしまうのです。
100%いつでもブチ切れるワケではありません。すでに忙しい、そしてその先も続くであろう忙しさの種、それが山積みである程、そうです、キレ易くなります。
一つ一つ片づけて行って、先のことはあーだこーだ考え過ぎないこと。
と自分に言い聞かせる時もあります。
このアドバイスが通用する時は調子が悪くない時なので、調子が悪い場合は、考えまいとしても様々なネガティブ思考に襲われてしまい、やる前から色んな段取りを・事細かなプロセスを思い浮かべて、動く前からもう疲れきってしまうのです。
やる前からうんざりしてしまうのです。
これ👇も主婦あるあるではないでしょうか・・・
A 地点(寝室)からB地点(台所)まで何等かの用事があって行くとします。 A地点からB地点までの距離は、小さな家ですから大したことありません。短い廊下 を通って茶の間を通過したらそこは台所です。
その短い距離の間にどれだけの仕事が転がっていることか・・・!
私はAからBまである一つの目的をもって移動するワケですが、その初めの目的をつい忘れてしまう程に、A~Bの間に予定にはない仕事・やるべきことを発見してしまうのです。 3つか4つ、仕事が新たに加わってしまいます。
A地点からB地点でも、C地点からG地点でも何でも構いませんが、ある一つの目的を果たす前に、更なる仕事が雪だるま式に増え、「いつまで経ってもB地点に辿り着けない!」のようなジレンマに陥ることがしばしばあるんですね 。
それは、ダンナや息子によって放置されたモノをもとの場所に戻す、とか彼らが汚した辺りをきれいにする、とか引き出し開けっ放し・ドア開けっぱなし、のように、たいていは彼らの仕業なのですが、そういうおかげで私の仕事は山のように膨 れ上がってしまうんですね。
A地点からB地点まで、あたしはまっすぐに行きたいの! それだけの事なのに、なかなか辿 り着けないの!!
と絶叫したことがあるくらいに、家事が止まらないのです。
じゃあ、毎日なんて掃除しなきゃいいだろう。そんなに疲れるなら
それもごもっともです。
が、キレイなお部屋を見ると心まで洗われるように、スキッとし、逆に汚れている・散らかっている状態を目にすると気が滅入 ったり、腹が立ってしまうので、精神衛生上の観点から言っても、毎日お掃除せずにはいられないのですよ。
黙って聞いてりゃあテメエ、文句やら言い訳ばっかりだな。泣き言いうんじゃねえ。
ホント、そんな感じですね。
私も段々と、皆さんに私の愚痴 をぶちまけているだけのような、そんな気がしてきました。
心苦しい。
しかし!
私の怒りの問題について語るのに、そこら辺を避けて通るワケにはゆかないのですよ!
どうか皆さま、ご辛抱下さい・・・
そして、このようなご指摘も聞こえてくるような・・・
専業主婦の分際で多忙ぶるんじゃない。
世の中には外で働いて、家に帰ってからも主婦業をこなしている人たちだっているんだゾ。
おまけにお前は、何だ、ダンナ一人息子一人、お前を入れてたったの3人、っていう少人数家族だろう。全員集合って言ったって、高 が知れてるわ。
世の中には、子供が2人以上の家庭がたくさんあって、母さんたちの仕事量はお前のそれと比べ物にもならないくらい、スゴイんだぞ。彼らが大丈夫で、お前が大丈夫じゃないっていうのは、おかしいだろう。エェッ?!
はい、私自身、まさにその点を不思議に思ったことがあります。
「私以上に多忙を極める人たちがたくさん居る。それでも私のような問題を抱えることなく、頑張って仕事をこなし、いろいろなことを乗り越え、毎日を過ごしている・・・ なんで自分にはそれが難しいのか? 彼らのストレス要因の方が多いだろうに、どうして私は耐え切れずに、怒り狂ってしまうのか?」
などと考え、
自分は、人間失格ワガママ弱小バカ女なのか・・・?
という疑問が浮かんだりしたこともありました。
けれども、自分なりに学んだ結果見えてきたのは・・・
私を心身ともに疲れやすく、またキレ易くさせているのは、そうです、第一にHSP(高敏感気質)に起因しており、そのおかげで小・中・大の爆発をしばしば起こすものだから、エネルギーの消耗 が著 しい―—そんなこんなで私は、いくつもの精神的問題を更に抱えるに及んだワケなんですね、平たく言うと。
「ネガティブ→疲れる→イライラ→激怒→ネガティブ→疲れる→イライラ→激怒→ネガティブ→疲れる→イライラ→激怒・・・・・・・」
という負のスパイラル状態。
イタチごっこ、堂々巡り・・・鶏 が先か卵が先か?なんてのも浮かんできます。
ネガティブだから疲れちゃうのか、疲れているからネガティブになるのか・・・どっちだ、どっちが先なんだ! どっちが正しいの?!
・・・どっちも正しいんでしょうよ。
続きは ★アンガー・イッシュー(易怒問題!)② をどうぞ。